TECHTOM CMX-100


水温計の代わりにテクトムのCMX-100を購入しました。
これは元々故障診断用に用意されたコネクタを利用するもので、水温以外にも各種のセンサーからECUに入る信号をそのままモニターすることが可能です。
最近のホンダ車では統一規格のコネクタが装備されており、該当車種であればこのCMX-100を利用できます。

モニターできるのは、水温、吸気管圧力、回転数、車速、点火時期、吸気温、自己診断コードと通常の追加メーターにはない機能があり、ピークホールドもあります。
本体のサイズはかなり小さく、取り付けもカプラーを差し込むだけで、電源、照明などの配線は一切不要です。

まずはセンターコンソールの助手席側カーペットをめくります。


コネクタはすぐにわかりますが、このままカプラーを差し込むとカーペットが盛り上がってしまいますので、コネクタのツメを押さえてステーから外してやります。


カプラーを挿しこみ、あとはケーブルを取り回して本体をセットするだけで装着完了です。


とにかく取り付けが非常に簡単で、悩むとすれば本体をどこに付けるか考えるくらいです。
なお、水温信号はECUに入るものを利用していますので、純正メーターの水温計やエアコンパネルの裏技の数字とは異なります(より正確な値が出ます)。
シリンダーヘッドのデスビ下側に2つのセンサーがありますが、手前が純正メーター用、奥がECU用となっています。


早速使ってみると、デジタル表示のため数字も掴みやすく、反応も速くてなかなかいいようです。
リミッターカットやレブリミット警告機能がないので、いわゆるREV・SPEEDメーターに代わるものではありませんが、その他の機能や取り付けの簡単さを考えるとメリットは十分にありそうです。