TECHTOM CMX-100(CL7)


CL1でも使用していた、テクトムCMX-100を装着しました。
もはやおなじみのCMX-100ですが、あらためて書くと車両側の故障診断コネクタに差し込むことで、水温・回転数・速度・吸気温度・点火時期・吸気管圧力・故障診断コードがわかるというものです。
ただし、CL7に装着するときにはCMX-100本体のファームウェアの更新と変換ハーネスが必要になります。
ファームウェアは最近のロットであれば間違いなく大丈夫ですし、古いロットであってもテクトムに送ればすぐに書き換えてくれます(無料)。
書き換え後は、電源投入後にH2という表示が出るようになりました。
変換ハーネスは、CL7の車両から供給されている電源が常時電源なため、これをイグニッション電源に変更してやるために必要となります。
価格は税込2625円で、こちらから購入できます。

CMX-100と変換ハーネス。
見えにくいですが、変換ハーネス中央あたりに白線がありまので、ここにイグニッション電源を入れてやればOKです(変換ハーネス無しに接続すると、キーオフにしてもテクトム本体の電源が切れません)。
配線を加工してやれば、変換ハーネス無しでも正常動作させることも可能です。

位置関係をわかりやすくするために、写真を90度時計回りに回転しています。
車両側コネクタは、CL1ではセンターコンソールの助手席側足元にありましたが、CL7は運転席足元あたりになります。
新たに必要となる電源は、ヒューズボックスから取りました。
イグニッションと連動するヒューズであればどれでもOKです。

配線処理をするために運転席下側のパネルを取り外します。
ビス1本を外して引っ張るだけで外れます(上の写真の右下にあるビスです)。

車両側コネクタに変換ハーネスを差し込み、変換ハーネスとCMX-100のコネクタを繋ぎ、変換ハーネスに電源を供給してやれば完了です。
余った線はタイラップ等で固定しておくか、最適な長さにカットしてしまいましょう。

本体は両面テープで固定しました。

CL1のところでも紹介していますので簡潔に書いていますが、装着が非常に簡単なのが利点です。
色々な情報を見ることが出来ますが、主には水温計として利用しています。

このCMX-100の後、様々な類似品が発売されています。
実際に使用したことはありませんので評価はできないのですが、BLITZAPEXiから出ています。
BLITZは高価ですが多機能ですし、APEXiは実売価格が安いので、これらも検討してみるとよいかもしれません。

メーカー テクトム
品名 コンパクトモニター
品番 CMX-100 H2 + CL7用変換ハーネス
スペック -
購入先 CL1より流用
装着日 2004.9.5