TRUST intelligent infometer


不意に壊れてしまったAPEXiのRSMに代えて、トラストのintelligent infometer(以下、インフォメーター)を購入しました。
この類の(車速やエンジン回転数を表示する)メーターには大きくわけて、ECUへの配線を横取りするもの、そして車両に備えられる診断用のコネクタを利用するものの2種類があります。
前者はDefiなどの製品に多く見られ、診断用のコネクタを備えない低年式車にも利用できますが(反面、高年式車には対応できない場合もあります)配線を切ったり繋いだりする必要があり取り付けは少々面倒です。
後者はテクトムのCMX100でおなじみであり、コネクタに差し込むだけで簡単に取り付けできる反面、モニタ機能以上のことはできないためリミッターカットなどの用途には適しません。
私の場合はリミッターカットのためにRSM、水温等のモニタリングにはCMX100を使用してきましたが、リミッターをカットする必要も薄れてきたことからRSMとCMX100を外し、代わりにこのインフォメーターを装着することにしました。

このインフォメーターは言ってみればCMX100の高機能版で、CMX100では同時に1項目しか表示できなかったのが最大6項目まで表示することができます。
詳しくはメーカーサイトをご覧になるとよいのですが、針やバーグラフ、2連・3連・6連で各項目を表示することができます(表示させたい項目は任意で設定可能です)。
実はCL7はメーカーの対応車種に入っていませんが、いろいろ調べた結果
 「きっと大丈夫だろう」
と確認がとれないまま購入したというのが正直なところです。

メーター本体は多彩な項目を表示する能力はありますが、CL7の場合は車速・エンジン回転数・水温・吸気温度・点火時期・負圧程度です(CMX100と変わりません)。
取り付けはコネクタへの接続、そしてシガーソケットから電源を供給するだけとなっていますが、せっかくなので綺麗に取り付けしてみました。

中身一式です。
コネクタから本体までの配線は分割されており、ここにシガーソケットからの電源を割り込ませます。
なお、上側中央のハーネスは日産車用なので使用しません。

RSMの代替なので、まずは取り外しから行わなければなりません。
エアコン吹出口にある溝にテーピングしたマイナスドライバーを差込み、内張り外しでめくるようにしてクリップを外してやります。

このように左右を浮かせたあとは、ハザードスイッチの下にある溝に細いマイナスドライバーを差し込んでアッパーパネル全体を引っ張ってやると…

このように外れてくれますが、勘合が結構きついのであまりやりたくない作業ではあります。

RSMを取り外し、インフォメーターの配線を通してやります。
ところがRSMに比べカプラーが大きく、メーター側を分解してもハンダ付けだったため、リーマーで穴を拡大してやらなければなりませんでした。

加工に少々手間取りましたが、無事に装着完了。
穴にはグロメットをはめてやり、見栄えの向上と配線の保護を行います。

RSMはECU配線から信号を取っていたので、これも取り外します(新規にインフォメーターを取り付けする場合には全く関係ない作業なのですが)。
ハーネスの上に外れたギボシ端子が見えますが、これは車速信号です。
RSM取り付けの際、万が一RSMが故障して車速信号がECUへ入らなくなったら…と思い、ここをオス・メスの端子にしておきましたので、これを差し込むだけで簡単に元通りです。

あとは診断コネクタに差し込めば取り付け完了です。
今回はRSMの取り外し等で時間が掛かりましたが、とりあえず表示させるだけなら5分も掛からず簡単に取り付けできます。

写真は車速・エンジン回転数・水温の、もっとも利用頻度の高い3連表示です。

電源はこの通り、ヒューズボックスのアクセサリ(上段右から2番目の赤色の線)から取り出してETC用と分岐させて接続しています(細かく言えばCMX100の別売オプションであるCL7用の中継コネクタに接続し、ピンの位置を変更してインフォメーター用としていますが、CMX100からの代替でない限り関係ない話なので省略します)。
ちなみに右上の黄線は常時電源で、こちらもETC用です。

表示方法は多彩ですが、実際に走行中に使えるのは先ほどの3連メーターかこの2連メーターくらいです。

停車中なら6連メーターにすればいろいろな項目が把握できます。
表示の切り替えは円形のスイッチの上下で簡単に行うことができます。

使ってみた感想としては、メーターが1つにまとまりすっきりした反面、視認性が少々悪くなりました。
取付場所が離れているのもありますが、表示面積が小さいため表示項目を多くすると文字が小さくなってしまうこと、そして外光によって見えにくくなる(コントラスト等の調整は可能ですがオートディマーの機能はないため、昼間に合わすと夜間は明る過ぎになりがちです)ことが大きな要因です。
また、ワーニング機能により任意の値で表示の点滅とブザーを鳴らすことができるのですが、音量が小さすぎてあまり使い勝手がよくありません。
反面、同時に多くの情報を把握できるのは非常に便利ですし、2連メーターならピーク値を常時表示させることも可能ですので、一長一短といったところですが…新規に取り付けされる場合は、明るさの影響を受けにくくブザーも聞こえやすいよう、車両のメーター付近に設置されるのがよいと思われます。

メーカー TRUST
品名 intelligent infometer(BLACK)
品番 -
スペック 車速・回転数・水温・吸気温度等の表示
購入先 オークション(新品)
装着日 2007.12.1